46歳を過ぎて、自分はネギのアレルギーなんだと自覚した話です。
それまでの46年間、長ネギ、玉ねぎ、ニンニク、ニラといったネギ類はずっと好きで食べ続けていました。ところが、なんとこれが手湿疹の原因の1つだったんです。
目次
- 1 ネギ類はずっと大好きだった
- 2 湿疹は20歳頃から少しずつ始まっていた
- 3 出産後、手湿疹が一気に悪化した
- 4 46歳で「もしかしてネギでは」と思い当たった
- 5 ネギ抜き生活を始めたら、手湿疹がかなり減った
- 6 ネギをやめると食生活はかなり変わる
- 7 自分なりに「大丈夫なもの」と「ダメなもの」が見えてきた
- 8 昔のアレルギー検査で陰性だったことが思い込みにつながっていた
- 9 「ちょっと気持ち悪い」は見過ごしやすい
- 10 ネギ抜き人生、思った以上に快適だった
- 11 すぐ症状が出ないのも気づきにくかった理由かもしれない
- 12 アレルギー検査はしていないけれど、心当たりがあるなら相談はおすすめ
- 13 まとめ:健康のために食べていたものが、原因だった
ネギ類はずっと大好きだった
まず、私はネギ類がかなり好きです。
薬味全般が好きなのもあり、うどん、そば、寿司、刺身などには小葱を山盛りにしていましたし、納豆、冷ややっこ、味噌汁にもモリモリ入れていました。
洋食には玉ねぎはほぼ入りますし、玉ねぎサラダも食べるし、玉ねぎドレッシングも多用していました。また中華なんて大好物。ニラレバ・餃子・シュウマイおいしいよぅ。
ニンニクなんて言わずもがな。
炒め物には必ず入りますよね。多いと週に何日かは肉と野菜の炒め物、みたいな生活になるじゃないですか。そこにニンニクと玉ねぎ、入りますよね。
そんな感じで、ほぼ46年間365日、ネギ科の食べ物を口にしていた気がします。
野菜が少ないご飯の時も「ネギあるし」と言い訳していたくらい。何か野菜や栄養が偏ってるな、と思う時は、納豆+ネギを食べておけば安心していましたしね。
湿疹は20歳頃から少しずつ始まっていた
湿疹については、20歳頃から何かと肌にアトピー的な湿疹ができていました。
もともと小児アトピーはありましたが、小学校に上がる頃には良くなっていて、大人になるまではアトピーのことを忘れるほど、湿疹類とは無縁でした。
それが20歳頃、一人暮らしを始めたあたりから、目の上や口の端に赤い湿疹ができはじめました。
おばあちゃんが「お化粧かと思った」と言うくらい、目の上がアイシャドーみたいに赤くなっていたんです。
かなりお化粧下手な孫やん、という感じで。
その頃は「一人暮らしで食生活が偏ってるからかな?」「水が変わったからかな?」と思って、温泉療法を試したりしながら、良くなったり元に戻ったりを繰り返していました。
目の上の赤みはそのうちなくなりましたが、口の両端の荒れはその後も何かとすぐできる状態でした。
出産後、手湿疹が一気に悪化した
そんなこんなで結婚し、妊娠し、出産した31歳頃。
めちゃくちゃ手湿疹が出ました!
出産後半年くらいの時期には、もう両手に水泡ができ放題!
痒いから夜中にかいてしまって血まみれ。育児中だからステロイド剤も使えず、ワセリンなどで対処するのみで、治るのに相当かかりました。
あの頃はずっと手袋をつけて生活していましたね。
そこから、手湿疹ができやすくなり、季節問わず、何かあると口の端以外にも手に湿疹ができるようになっていきました。
アレルギー薬を飲んでも、この手湿疹は本当にしつこく何度も出る。
しかも夜中に痒くなるので、これが本当に辛いんです。
46歳で「もしかしてネギでは」と思い当たった
それが46歳、ひょんなことから「ネギかも」と思い当たることがありました。
いろいろ体調が悪い中、ネギサラダを食べた夜に、手湿疹がかなり出たんです。
私は生のネギを食べると、口の中がネギ臭でモワモワして気持ち悪くなるタイプ。
でも今まで、みんなネギを食べれば口の中がネギ臭くなるものだと思って生きてきたんですよね。
ところが家族に聞くと、そんなこともないそうで。
気持ち悪くなるほどネギ臭に困らされるのも、ちょっと異常なのかも、と46歳にして思い返しました。遅ッ!
でもネギは好きだったので、「たくさん食べるとその後ちょっと口の中とか大変」くらいの気持ちで、ずっと生きてきてしまったんです。
それが、【これしか原因なさそう】というタイミングがあり
「手湿疹の原因、もしかして【ネギ】じゃね?」
と。
ネギ抜き生活を始めたら、手湿疹がかなり減った
そこからネギ抜き生活が始まりました。
毎日食べていたものを抜くというのは、生活が180度変わります。
ちょうど会社を変えて、今まで社食だったのが、自分でお弁当を作って持っていく生活に変わっていた時期だったので、切り替えやすかったのはあります。
ネギを抜くと、それまで月に何回か、夜中に猛烈に手が痒くて起きていたのが嘘のように、ぱたりと手湿疹がなくなりました。
何かと出てきていた口の端の荒れもかなり減りました。
その他の花粉症由来のアレルギー症状は抗ヒスタミン剤で収まっているので、これは本当にありがたいです。
ネギをやめると食生活はかなり変わる
食生活としては、炒め物を作る時には家族用に別でニンニクと玉ねぎを炒めたものを後乗せしたりしていました。
でも家族もネギなし生活に徐々に慣れ、玉ねぎはほとんど買わなくなりました。
長ネギや小葱は、薬味としては依然大活躍していますが、それも後乗せのみです。
私自身も薬味大好き人間なので、ネギが食べられないストレスはかなりありました。
そこで、セロリを刻んだものを常備したり、シソやショウガを多めに使ったり、山椒の木があるので事あるごとに山椒を使ったりして、別のもので気を紛らわせていました。
そうこうしているうちに、ネギ抜きも半年以上経つと慣れてきて、セロリを常備しなくても平気になりました。
自分なりに「大丈夫なもの」と「ダメなもの」が見えてきた
ニンニクは、炒め油にエキスを移したくらいならOKとか。
(その後のこんがりニンニクは旦那が美味しくいただきます)
玉ねぎも、煮込んだものなら多少はいけるみたい、とか。
だんだん自分の中で、セーフとアウトが見えてくるようになりました。
油も、オメガ6系のサラダ油が悪いのかと疑って、オメガ9系のオリーブオイルを主に使ったりもしていましたが、それもこれもネギだったのかも、と思っています。
オリーブオイル生活はもう15年近くやっているので、今も一応続けています。
ストレスの度合いでも症状の出方は変わるので一概には言えませんが、ネギをやめて10か月ほど経った今、現在
「私、ネギのアレルギーでした」(推測)
昔のアレルギー検査で陰性だったことが思い込みにつながっていた
25歳頃に、オニオン味のスナックを食べてアナフィラキシー症状が出た時、ネギ科もアレルギー検査をしたことがありました。
でも、その時は全く数値に出なかったんです。
それも勘違いの元でした。
当時の先生も「ネギのアレルギー? まあ一応入れときますけど」みたいな、ちょっと否定的な感じでしたし。
その時も私は「ネギの風味が口の中にモアモア残って気持ち悪いし」と思って、ネギ科もアレルギー検査の項目に加えてもらったくらいだったのに、アナフィラキシー症状が落ち着いてしまってからの受診だったので、そもそもの原因も分からずじまいでした。
それ以来、ネギを食べて気持ち悪くなっても
「ネギは陰性だし」
と、完全にアレルギーの選択肢から外していたんです。
でも、食べて気持ち悪くなるって、実は相当なことだったみたいです。
「ちょっと気持ち悪い」は見過ごしやすい
もし、何か定期的に皮膚疾患などに悩まされていて、薬でも治らず、しかも好きだけど食べると気持ち悪くなるものがあるなら、それは身体が拒否しているのかもしれません。
この「ちょっと気持ち悪くなる程度」がいけないんですよ。
当の本人が軽く考えがちなのが厄介です。
「具合が悪くなる」
「舌が痺れる」
「喉がイガイガする」
だったら、これはヤバい、と異常を感じますよね。
でも「気持ち悪くなる」程度だと、割と見過ごしがちです。
私も長年、「好きなんだけど、ネギに弱い」と思って生きてきたわけですから。
ネギ抜き人生、思った以上に快適だった
本当に自分でもまさかの「ネギ抜き人生」なんですが、これが今は本当に快適です。
痒い手湿疹が出ないって、QOL爆上がりなんですよね。
ただ、外食やお弁当、お惣菜の購入はちょっと大変です。
大概のものにはネギ類が入っているので。
生じゃなければ多少は大丈夫っぽいので、まだ人体実験中ではありますが、
クタクタに煮てある玉ねぎは大量でなければいける感じ。
上に乗っているだけのネギは取る。
そんなふうにケースバイケースで生活しています。
そもそもエキスや調味料として入っているものもかなり多いので、完全には避けられないなと思い、そこに関しては諦めています。今のところ問題になっていないので、自分の中では大丈夫な範囲っぽいです。
すぐ症状が出ないのも気づきにくかった理由かもしれない
実際、若い頃にアナフィラキシーショックを起こしたのもその1回だけです。
その時はストレスや花粉症、春で季節の変わり目だったりと、いろいろ重なっていたのかもしれません。
その後もストレス度でいえばもっとマックスの時代もありましたし、それでも生死に関わるようなアレルギー症状は出ていません。
だから、タイミングとか身体の状態とか、そういうものもあるんでしょうね。
それに、ネギ類についても食事をしてすぐには出ず、深夜寝ている時に手湿疹が出てくるんです。
時間にして、摂取してから5〜6時間くらい。
日光もそうですが、時間差で影響が出るのは本当に困ります。
すぐ出ないと、原因が結びつきにくいんですよね。
アレルギー検査はしていないけれど、心当たりがあるなら相談はおすすめ
私はこのネギ類について、今のところ改めてアレルギー検査はしていません。
アレルギー検査の数値って、症状に出ていなくても高かったり、症状は出ていても低かったり、あるいはその時の体の状態に左右されたりもするので、参考にはなるけど参考程度、という側面もあると思っているからです。
ただ、この記事を読んで
「もしかしてアレかも」
と心当たりがある方は、まずアレルギー検査をしてみるのはかなりおすすめです。
生活に支障がなければ除去を試してみるのもありですし、機会があればアレルギー検査をしてみてください。
数値に出れば、それはかなり強い判断材料になりますし、専門医にかかれば、いろいろなアドバイスや処方薬など、対処方法の幅も広がります。
まとめ:健康のために食べていたものが、原因だった
とにかく現在は、ネギ科を避けた食生活を続けて、とても快適にやっております。
好きなだけではなく、「健康のため」にも意識して摂っていた野菜だったので、それがアレルギー源だったとは本当に驚きました。
除去するのは最初かなり抵抗がありましたし、大変でもありましたが、やってみて本当に良かったです。
もし長引く手湿疹や皮膚トラブルがあって、薬でも改善しない、しかも食後に何となく気持ち悪くなるものがある、という場合は、意外な食べ物が原因になっていることもあるのかもしれません。
私にとっては、それがネギだったってお話でした。


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