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Episode

禍々☆パラディン ~初恋は実らない方がいい~

第三章 密林国アケル

第十話 地下室の覚悟

 熱帯雨林の押し広がるような密林が、一本一本、高くそびえる深い緑の葉を茂らせた樹々の森へと移り変わる。
 切り立った岩肌と、起伏の激しい北部の大地は、自然の厳しさの性質が異なっている。

 今、その大地を包む、未曾有みぞうの騒乱が、生きとし生けるものを押し退けようとしていた。

 ※ 

「父上、これから私達は、一体何処へ向かえば……」

 ようやく逃げ切れたと思った矢先、影から湧き出すように、あれらは大地に押し寄せた。共に逃げていた獣人族の人々と、よじ登るように上がった岩山まで、流石に追っては来れないだろう。ここにいる限り、襲われる心配はなくなった。
 しかし、切り立った岩山のここから先はなく、すでに退路も絶たれている。

「……ここでしばらく息を整える。魔術を扱えぬ獣人達に、アンデッドとの戦いはのぞめまい。もしもの時は、我ら鬼族が妖術で引き留め、彼らだけでも逃す……。鬼の誇りだ。絶対に生きろ、しかし、無理なら己を責めるな。…………その時は、共に死んでくれるな?」
「はいッ!」

 屍人に埋め尽くされた、谷底の道を父上は見下ろしたまま、そう私に告げた。水も食料もない、この岩の上ではそう長くも留まれまい。『鬼族の誇り』今はただそれだけが生きる理由でしかない。
 それだけ、下の光景は絶望的だった。地獄の蓋が開いたかの如く、死霊共で街も谷も埋め尽くされたのだ。

「……お、おい……嘘だろ……」

 ふと背後の獣人達が、そんな声を漏らした。彼らは遠くの空を指差し、力なくへたり込んだ。

「…………ッ⁉︎ 父上ッ! 東の空をッ‼︎」

 黒い雲の流れかと最初は思った。しかし、獣人の視力と鬼族の千里眼は、それがより大きな絶望をもたらすものだと、知らしめる。

「ワイバーンの群れ……。いや、グリフォンの……群れまで! な、何故、この地方に……」

「戦える者は前に立てッ! 戦えぬ者を一つにまとめ、囲い込むッ!」

  無理だ。そんな事が無理な事は分かっている。ワイバーン一体でも、その爪と牙だけで、小さな村など簡単に壊滅する力を持つ。それがあんなにも空にひしめき合って迫っている。更には、それよりも強力だと言われているグリフォンの群れまで。

「…………鬼神様、我らに最後まで誇り高く闘える、荒ぶる御心をお与え下さい……」

 ここまで共に逃げ延びた鬼達から、誰ともなく我らの神への祈りの声が絞り出された。

「速いッ! もうあれだけ近くに!?」
「武器を構えろ! せめて一太刀、奴らにくれてやれッ!」

 獣人達も魔物となら戦える。父上の声に応え、その鋼のような肉体に闘気を纏わせた。そして、迫り来る影は、世辞の歌を詠むいとまもなく襲来した。

  ………………ゴゥ……ッ‼︎

 上空を影が覆う。間近にすれば、その群の規模は圧倒されるばかりだった。

 しかし───

「………………通り……過ぎ……た?」

 直後、足元から轟音と衝撃が、突風の如く吹き上がった。地にぎ倒され、混乱したまま、私達は這うようにして下を覗き込む。眼に飛び込むんだのは奇妙な光景だった。

「ワイバーンとグリフォンが……屍人共を捻り潰して……いる……?」

 まるで理解の出来ない光景が、今まさに繰り広げられていた。ワイバーンは急降下を繰り返し、爪、牙、翼で掻き回す。グリフォンは稲妻と炎を振り撒き、消炭のまだらを地に描き出してゆく。

 ドゥ……ンッ‼︎‼︎

 呆然と眺めている目の前が、突如暗闇に変わり、強烈な衝撃波で岩山が悲鳴を上げた。転がり落ち掛けるのを、皆で掴み合い、何が起きたのか必死で検める。
 この岩山の頭ほどあろうか、黒く巨大な有角の獅子が、脚先に青白い炎を纏って浮いていた。

「べ、ベヒーモ ─── 」

 ……ヒュッボオオオオォォォォンッ‼︎‼︎

 凄絶な光と、熱気を伴う衝撃が、吹き抜けた。悪夢のような巨体から発せられた、光の奔流ほんりゅうがひとまとまりに、死霊がひしめく谷を走り抜ける。激しく地面が揺れ、岩山にいた私達は、ただ地に張り付いているのがやっとだった。

「い、一体……何が起きている……!?」

 父上の声に頭を起こすと、空を埋め尽くしていた魔物達の姿はなく、今は谷の奥の方から轟音ごうおんが地響きを伝えている。

「お、おいッ! あれを見ろッ!」

 背後にいた獣人達が騒ぎ出した。たった今、空の魔物達がやって来た方角の谷間から、遠く長く続くやって来る。

「……また、アンデッドの大軍が来たのか?」
「い、いや、違う……あれは……人だ!」

 魔物達の蹂躙じゅうりんから免れた、未だ溢れる屍人の波へと、新手の大群が迫り激突した。遠く小さく閃光が発せられる度、屍人の軍勢が押し削られて行くのが見える。確かに人、獣人の姿もある、いや、それだけではない……。

─── 魔物が共に行軍していた

「ち……父上……あれは……」
「分からぬ……。しかし、あの統制の取れた動きはどうだ? あれは、練りに練られた、強者の兵団ではないか……!」

 段々と距離が近づき、目に飛び込んで来た彼らの姿は、現実感を失わせ、息を呑む事しか敵わなかった。人間、獣人、魔物……。

 全員揃いの朱色の戦帯を着け、人間が他種と連携し、獣人が魔術を放ち、魔物が彼らを守るように動いている。一体、どちらが冥府の軍勢なのか、分からなくなる程の、躊躇ちゅうちょも無駄もない一方的な殺戮さつりくだった。

「…………かいちょう……?」
「今、聞こえたよな! あの一番後ろの、ひとり離れた黒いのが……あれが族長の言ってた…⁉︎」
「「「かいちょうだ!」」」

 彼らは口々に叫ぶと、岩山を駆け下りて、軍勢へと向かって行ってしまった。獣人族は耳が良いが、私には軍勢の発する声など、聞き分ける事は出来なかった。しかし『かいちょう』と彼らの指差した方向を見て、それがこの軍勢の総大将であると、一目で知らしめられた。

 全身漆黒の鎧を纏い、青白い鬼火を漂わせながら、悠然と剣を肩に担いで歩く姿。

 その背後に霊気の霧をたなびかせ、それはゆっくりと腕を上げると、軍勢の進行方向を指差した。

 カッ‼︎

 禍々しくも強大な魔力が押し寄せ、私達のいる岩山ごと、谷の一帯が温かな光に包まれた。

「こ、これは、聖なる結界を張ったのか⁉︎ この一瞬で、この規模で、あの者は詠唱する素振りすら……‼︎」

 父上の声が震えていた。一族最強の戦士にして、精神修練の高みを極めた、あの父上が声を震わせて膝をついていた。

「……かいちょう。……獣人達はそう言っていましたが、一体何者ですか。到底、人間だとは思えない……」
「かいちょう……怪長……。怪物の長と言う事か? ……何故、そんな者に人が付き従うのだ。いや、まさか先程の空の魔物達までもが……その下僕しもべだったとでも……?」

 獣人達が去ってしまっては、それ以上の事は、鬼族の私達には分かる事などなかった。その禍々しくも勇壮な、獄卒鬼の如き殺戮の軍団が通り過ぎて行くのを、私達は震えて見ている事しか出来なかったのだ。その後、私達は中央部へと逃げ延び、やがて鬼族とそれに関わる全ての者達へ、彼らの事を広めた。

 いばらの冠をいただく、漆黒の髑髏王どくろおう『怪長』率いる、冥府魔道にあだなす朱絣あかがすりの軍団の存在を。

 ※ ※ ※

「怪我人を一箇所に集めろ。多少アンデッド化していても構わない─── 全員まとめて救う」

 避難時に怪我を負った人々と、拘束されひとつなぎにされたアンデッド達に、光の柱が天から舞い降りた。怪我人は瞬く間に全快し、体力も取り戻す。アンデッド化してまだ浅い者達は、清浄な魂を取り戻して、人へと復帰する。

「…………おお、奇跡だ……」

 彼らから口々に、そんな言葉が呟かれたが、これは奇跡じゃない、ただの魔術だ。ここに来るまでにもよく言われたけど、ソフィアとティフォの前で奇跡とか言われると、むず痒いんだよなぁ。

 でも、この惨状なら、そう言いたい気持ちも、分からないでもない。アケル北部州首都ペリステムの街は、ほぼ壊滅していた。最初に庁舎とギルド並びに、軍の本拠地近辺に、何の前触れもなくアンデッドの大規模な襲撃を受け、統制も取れないままだったと言う。

 ほぼ、一夜にしての壊滅だった。

 今までのアンデッド出現とは、明らかに違い、戦略的な侵略であった事も分かる。街にはそれでも、籠城ろうじょうして約三週間。何とか生き延びた人々がいて、アンデッドの殲滅が終わると、疲弊し切った様子で姿を見せてくれた。それらは、かなり衰弱していたし、間に合わなかった人も多かった。

 魔術で蘇生やアンデッド化を解くにしても、すでに魂が失われたり、穢れ切ってしまった者は手の打ちようがない。魔術では魂の回復まではできないのだから。アンデッド襲来初日に、あえなく死亡した人達は、全て手遅れだった。

「中央部州知事は? 庁舎の中枢は鍵が掛けられていたんだろ?」
「……全滅でしたね。最初に襲われたと言うのは本当みたいです。部屋の中には、すでに魂まで染め抜かれた知事と側近のアンデッド。庁舎内はもと人間達で溢れていました」

 ソフィアは調査から戻ると、そう言って俺の隣に腰を下ろした。
 アンデッドに直接傷を負わされた者は、時間経過でアンデッド化はするが、魂への汚染は遅く、穢し切られる前であれば治療は出来る。しかし、アンデッドに殺された場合、体から放り出された魂は即座に穢され、完全なアンデッドとして転生してしまう。こうなったらもう元に戻す事は出来ず、ただの魔物として存在するだけだ。
 最早、知事から話を聞く事は出来なくなった。

「……ここでも『不死の夜王』の手掛かりは、見つからないか……せめてギルドが焼け残っていれば……」

 アンデッドの襲撃に、かなりの火が出たらしい。事もあろうか、魔族の資料が残っている可能性のあった、北部ギルドは全焼してしまっていた。

「おそらく前回のように、樹海の何処かに再出現しているのでしょうけど。一晩で首都を潰せる相手ですから、闇雲に踏み込むのは、悪手になりかねませんものね……」
「ここで片っ端から、アンデッドを葬った所で、更に創り出されるのがオチか。一先ず、ここにも【聖域ノゥファ】の石板を置いて、樹海に向かいつつ情報を集めるしかないな」

 アケル北部に広がる樹海は、余りにも広大だ。古代に噴火を繰り返した跡があり、足場は鋭い火山岩と溶岩の起伏があり、人の侵入を拒む。そしてそう言った自然の脅威が溢れる場所は、強い魔力溜まりも多い。
 魔力察知も出来なければ、方向感覚すら保てない。情報も無しに、この大人数で攻め入るには、自殺行為と言ってもいい難所だ。

(…………これはもう、俺達だけで攻め入るか)

 当初はアケル中央部以北の安寧を、新たな戦い方を身に付けながら、種族を超えた連携を確立して欲しいと思っていた。もう充分に、彼らは戦い方を習得したと言ってもいい。南部からも援軍が来ているとの報告もある。彼らは俺が点々と置いて来た【聖域ノゥファ】の呪物から、より安全地帯を広げていってくれる事だろう。
 俺と、ソフィアと、ティフォ、この三人なら樹海の中でも、何ら問題がない。最悪、樹海ごと斬り払って『不死の夜王』とやらの首を取れば、この馬鹿げた騒動を終わらせられる。

 もう、この事態をこの地に生きる者達だけでは、どうしょうもない所に来てる。そんな事を考えていたら、俺の手にソフィアの手がそっと乗せられた。

「アルくん? また、救っちゃおうと考えてますね」
「…………バレてるか。ははは、だってこれはもう、彼らではどうしょうもないじゃないか」

 そう言うと、俺の手を取って両手で包み、彼女は自分の額にそれを祈るように当てる。しばらくそうしてから、俺の眼を見つめて、信じられない程に美しい微笑みを浮かべた。

「本当は……通り越しちゃっても、許されるんです。でも、貴方は誰に頼まれるわけでもなく、この偏ったバランスに抗おうとする。─── 貴方の守護神として、誇りに思います」

 ドクンと、身体の奥底で何かが鼓動を打った。魔力がみなぎり、感覚が研ぎ澄まされる、覚醒感が沸き起こった。

「…………今、何か……?」
「ふふ、貴方の『覚悟』に、私との契約が更に強まったみたいです。もう……守護神としてだけじゃなくて、どれだけ私は、貴方を好きになればいいのでしょうか」

 契約強化で、俺の感覚が研ぎ澄まされたのか、それとも彼女の女神としての力が増幅したのか。彼女の美しさまでもが、とんでもなく増して見え、思わず息を飲んでしまった。

「会長ッ! 会長ーッ!」

 獣人の一人が、俺を探してるようだ。ソフィアと眼を見合わせると、くすりと吹き出され、俺までつられて笑った。

「どうしたー? 『』ではないがッ!」
「あ、良かった! また生存者です、ちょっと状態がヤバいんで、来てもらえますか」

 今は人と獣人と、合同で生存者捜索を続けてもらっていたが、首都だけあって広大だ。動ける者達は自分の足で出てくるが、これから見つかる者達は、それも出来ない状態だと言う事になる。

「分かった、今一緒に行くから、案内を頼む。それと『』ではないからな?」
「ありがとうございます! ついて来て下さい」
「頼んだ。ついでで申し訳ないが……『』ではないけどな?」

 現地に着くまでの会話でも、何度か『会長ではない』をねじ込んだが、完全にスルーされていた。中央部に入って、戦いが激化して来ると、余計に俺を会長と呼ぼうとする動きが強まった。中には人間の冒険者まで、そう呼ぼうとする輩が出て来てる始末だ。
 ……俺も頑なら、こいつらも頑なだと思う。

 ※ 

 グルアッ! グガ……グゥ……!

 案内されたのは、大きな屋敷の地下室だった。そこには、アンデッド化した人間の男性が、冒険者二人に取り押さえられ、唸り声を上げていた。
 良い暮らしをしていたのだろう、男の服は乱れているものの、素材が良い物である事が分かる。屋敷の主人であろうか、青白い顔にドス黒い静脈を浮き立たせ、虚ろな目は何もとらえていない。口からは、黒ずんだ血混じりの唾液を、だらりと垂らすままにしていた。
 男の魂は、完全に穢されている。人への復帰は不可能。もうすでに彼は生者を喰らうだけの魔物と化していた。

「……これはもう……手遅れだ。始末するしか」

 ガタンッ

 言い掛けた時、地下室の壁にある、小さな木の扉から物音がした。

「ええ、この人はもう無理だと思ってました。……生存者はこの扉の向こうにいるんです」
「何故、出してやらない?」
「…………いや、それが……」

『……だ……れ? パパ……?』

 今にも消え入りそうな、か細い声が聞こえた。

 性別も分からない程、幼い声だった。

「君を助けに来たよ。ここを開けられるか?」

『い……や……。こない……で……』

 ここまで連れて来た獣人に振り返ると、彼も肩を竦めて首を傾げた。

「……ずっとこの調子で。さっきまではもう少し話せたんすけど、何を言っても父親じゃないと開けないって言い張るんですよ……」

 恐らくこの子の父であったであろう、そのアンデッドを外へと運ばせた。引きずられる時に、唸り声を上げたが、その時もやはり扉の中から物音がした。

 扉には父親がつけたのか、むしったような痕が無数についている。

 ここまで逃げ、子供を扉にかくまって、自らはアンデッドに命を奪われたのだろう。扉の傷跡は、父親では無くなってしまった後、生者を求めて足掻あがいた痕か。子供は中で三週間、自らの父親だった者に、命を狙われ続けた。
 どうにも救われない話じゃないか、救われても、その父親はすでに……。

「もう、怖いのは居なくなった。安心していい。君の体が心配だから、ここを開けてくれないか?」

『うそ……パパじゃ……な……い。パ……パ……。あける……な……って……』

 浅く速い呼吸が聞き取れた。一刻も争う、ここは力づくでも扉を開けるべきか……?

「よく頑張りましたね。貴方のお父様は、少しケガをしてしまったの……。あなたがここに居たら、お父様はやすめないの」

 ついて来て居たソフィアが、俺を下がらせて、扉の向こうに話しかけた。

『…………パ……パ…………が……?』

「そう。でも少し休めば……きっと、ね。だから、ここを開けてください。お父様を休ませてあげましょうね」

 嘘は言っていない、この子が救われ無ければ、本当の意味で、父親は休めないだろう。

 …………ガタン

 扉を中から押さえていた、何かが外されたようだ。しかし、扉が開く気配は無かった。

「開けるからな……?」

 最後の声は更に弱々しく聞こえた。問いかけに返事は無かったが、扉を開けて中を見ると、異臭が立ち込めていた。
 小さな女の子が倒れて、弱々しく、消え入りそうな呼吸をしていた。

─── 【清浄グランディ】【癒光ラヒゥ

 地下室の狭い物置スペースに、三週間だ。保存食があったのが幸いしたのだろうが、充分な量ではなかったようだ。すでに空になった空瓶や容器が、床に転がっていた。
 いつ食料を食べ尽くしたのか、少女はやつれ切っていて、目の周りは落ち窪み、弱り切っている。むしろ、生きていられた事が、奇跡に近い。死んでいてもおかしくはない衰弱だった。

 ……それでも体は排泄を要求する。

 直ぐに魔術で彼女を清めてやり、特に怪我は無かったが体力の回復をさせる。しかし、精神の衰弱が激しく、意識は戻って来なかった。
 心まで回復できる魔術などない。

「……エリンかユニを呼んでくれ、彼女らは女性だし、回復魔術を扱える。目覚めるのに何日掛かるか分からないが、医者の手配がつくまで、魔術を掛けてやってくれ。これで餓死をさせたら、それこそ誰も救われない」

 回復魔術で、腹が膨れるわけではないが、急な栄養失調での、内部からの崩壊はかなり抑える事が出来る。ただ、目覚めたとして、彼女がどうなるのかまでは分からない。獣人は彼女を背負い、救護所へと連れて行った。

「アルくん……私達で早く終わらせましょう」
「ああ。俺も決心がついたよ」

 今までは、俺はたまたま魔族に通りすがっただけだ。でも、今は違う、覚悟が決まった。

─── 許さない

 樹海に身を潜めているのなら、引きずり出すまでだ!

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