本文へ移動

Episode

禍々☆パラディン ~初恋は実らない方がいい~

第三章 密林国アケル

第十一話 アケル大樹海

 密林国アケル北部。見渡す限り続く森林の大地『アケル大樹海』それは───
 周辺の民ですら足を踏み入れぬ、南国の魔境。

 激しい起伏とやぶに隠れて、刃物のように鋭く突き立った火山岩は人の足をすり減らし、湧き上がるマナが渦巻いて魔力溜まりを作り出す。その樹海の上空を、おびただしい数の魔物達が、群れをなして旋回を繰り返していた。それらは一体ででも、人の生きる希望を軽く摘み取る程の、凶悪な魔物である。

「……こりゃあ、こいつらが味方だって知らなかったら、この世の終わりだと思っちまうよな」

 朱絣しゅがすりの戦帯を肩から掛けた冒険者が、隣に立つ獣人へと話しかけた。

「いいや、分かってても、おっかねえよこんなモン……」
「ふ、はは! ……違えねぇ」

 その言葉通りに、この光景を遠くから目にした、周辺国の人々は『アケルが壊滅する』と早馬を駆らせた程だった。ワイバーン、グリフォン、ハーピィ、ストリクス、スフィンクス……その他、名前も確認出来ぬ、大空の悪魔達が一度に襲撃を掛けるなど、人々の常識には記されていなかったのだ。

「アル様……本当に三人だけで行くのか?」

 樹海を前に、森の強者であるはずの赤豹族、エリンが不安げに言う。その姉の腕に、怯えた様子の妹ユニが、そっとしがみついている。

「……この森は、こんなのは……普通じゃない」
「…………ずっと見られてる気がするの……」

 獣の勘だろうか、二人は森との境界の前に立ち、奥を覗き見ようとしただけで、心が食われ掛けていた。

「活火山が複数連なった土地だ。こう言う場所はマナの量も膨大、これだけ魔力溜まりが膨らんでいたら、森自体が精霊化してても不思議じゃない。耐性がなけりゃあ

 アルフォンスの言葉に、姉妹がびくりと森から眼をそらした。彼女達だけでなく、他の獣人も人間の冒険者も同様だった。自然の厳しさを知る彼らにとって、森は恵みを授けるものでありながら、生きるものを喰らう存在だとも理解しているようだ。
 圧倒的な自然の力は、時に押し寄せ取り囲み、そこにある命すら呑み込んでしまう。この入らずの森は、すでに巨大な命と同等な存在と化している。

「俺達なら心配ない。皆には樹海からアンデッドが溢れた場合、人の住む土地に流れないよう、せきき止めて欲しい」
「…………それは、もちろんやるけど。あたしはアル様が心配なんだ!」

 アルフォンスの背中に、姉妹がすがりつく。

「心配はありがたいが、今は俺に任せてくれないか?」

 その言葉に、姉妹は渋々離れ、タイロンとプラドも深く頷いた。

「オニイチャ、見つけた」

 眼を閉じて、樹海の前に佇んでいたティフォがそう告げると、戦士達に動揺が走った。

「……魔族、本当にこの中に、魔族が……」

 タイロンの声にも、不安げな響きが滲んでいる。

「ありがとうティフォ、どの辺りに……いる?」
「ん、イメージ、あげる」

 ティフォは紅い瞳でアルフォンスを見上げると、またすぐに樹海の奥へと向き直り、怖気のするような鋭い眼光でにらみつけた。

「─── そこか」
「……むこーも、こっちを、みてる」

 森の雰囲気がより強くなった。そして、微かな穢れの魔力が、ポツポツと周辺に現れるのをアルフォンスは感じ取っていた。

「最短距離で、足場を作りますね」

 そう言って、ソフィアは仕込み杖を抜き、静かに構えた。彼女の体を、質量すら感じられる濃厚な神気が、渦巻くように覆って行く。

 そして、静かに切っ先をピクリと揺らす……

 パァンッ! カカカカカカカカカ……

 落雷でも直撃したかという破裂音と、閃光が発せられ、細かく切り刻む斬撃音が、樹海の奥へと続いて行った。

「な……ッ! 今のは魔術……なのか⁉︎」

 我に返った冒険者が、目の前に大きく口を開いた、樹海の道を呆然と眺めて言った。

「…………似たようなもんだ。それよりも、奴らの気配が濃くなって来てる、後は頼んだ」
「「「オウッ‼︎‼︎」」」

 彼らは即座に連絡体制を整え、樹海に向けて陣形を整えた。

「ん? ソフィ、なんかまた、強くなった?」
「……ふふふ、恋を叶えた女神は、一味違うんですよ」

 ティフォは小首を傾げていた。ソフィアの奇跡で開けられた樹海の道は、地形の起伏も全て無視して、直線に刻み込まれていた。方向は先程、ティフォに示された地点に、ピッタリと一致しているようだった。

「さあ、行こう!」

 アルフォンスの声とほぼ同時に、戦士達の戦いの音が聞こえ始めた。

 ※ ※ ※

 ザンッ

 白い内容物を溢れさせて、巨大な白蟻の頭から腹の付け根まで、バックリと口を開く。それでもしばらくは、切込みの入った体を地に擦り付けるように、その場でのたうち回る。

「……キリがねぇな」

 ソフィアの切り拓いた剣閃の道は、そこにあった物質は何処に消えたのか、完全に直線の通路になっていた。転がる溶岩石も、起伏ごと削り取られている。確かにティフォが言っていた通り、ソフィアの力が上がっている気がする。
 再会した時に、転位失敗してジタバタしてた光景が懐かしい。あぅ、いかん、思い出してしまった……。

 歩くのに障害はなく、アンデッドの数も少ない、しかし森に棲みつく魔物や魔獣の襲撃は、うんざりする程多かった。特に現れる頻度が高いのは、昆虫系のもので、容赦なく群れで襲い掛かって来る。大抵の魔物は、ティフォが威圧して追い返してくれるが、虫にはあまり効果が無かった。

 数ヶ月の内に増えた、アンデッドを捕食して味をしめたのだろうか、時折、俺達ではなくアンデッドに群がるものも見受けられる。

 ザザザザザザザザ…………

 足数の多い音が、樹々の向こうからさざ波の如く、近づいて来る。

「この白蟻さんのお仲間ですね、キリが無いです、本当に……」
「アリの仲間多いな、普通の剣だったら腐食してそうだ。アリも白蟻も酸を持ってるからなぁ。
─── 【夜想弓セルフィエス】ちりを払え」

 引き絞った銀色の長弓から、膨大な数の黒い矢が、その上空へと放たれた。一瞬の間を置いて、樹々に潜んで迫る白蟻の群れへと、降り注ぐ音が続いた。生木を裂くような、耳障りな断末魔が、広範囲から押し寄せる。

「うぅ……あんなにいたのかよ……」
「白蟻のにおい、他のがまた、あつまる」

 確かに酸っぱいような独特な匂いが、辺りに立ち込めている。昆虫系の魔物でも、群れをなすタイプは、体液やフェロモンで仲間を呼び寄せるものが多い。

 ザザザザザザザザ…………

 早くも道の両脇から、足音のさざ波が漂って来た。

─ カッ!

 もう一度セルフィエスを構えた時、上空から無数の光線が降り注ぎ、白蟻達を焼く音が聞こえた。続いて黒い影が頭上をいくつも通り過ぎると、グリフォンの群れが飛来して、茂みの奥の虫へと襲い掛かっていった。

「おー、ごくろー!」

 ゴロゴロゴロゴロ……

 拓けた森の一本道の上に、巨大な影が浮いている。ティフォの言葉に眼を細めて、ベヒーモスが喉を鳴らしていた。

「あー、あいつもネコ科なのか。いつの間にあんなに懐いたんだ?」
「んー、王だから。でも、虫はばかだから、言うこときかない」
「いや、これだけでも大助かりだよ。ありがとうな。それに虫系の魔物まで引き連れてたら、流石に変な噂が立ちそうだから……」

 今のままでも充分、変な事が広まってそうだけどな。途中立ち寄った村とかでも、最初はえらくビビられてたし。

「ん……オニイチャ、この子、ついてきたいって」
「えぇ? デカイだろ、流石に……」

 に゛ゃ〜ん

「いや、ネコっぽく鳴かれてもな?」
「そーだ! おまえ、ちぢめ」

 ブワッ

 頭上を覆っていた影が、一瞬で小さくなった。巨大な質量が失われたからか、ベヒーモスの方に空気が押し寄せて風が起きた。

「にゃ〜ん」
「……万能過ぎて、俺には分からねぇよもう」

 子猫サイズに縮んだベヒーモスが、ティフォの足に擦り寄って甘えてる。体の釣り合いも子猫っぽいが、変な迫力は残したままだ。ティフォはそれをネコ掴みして、ポシェットに押し込む。

 あのポシェット、魔道具だけど大丈夫かな? 当のベヒーモスは、ポシェットの口から顔を出して、嬉しそうにしている。

「……とりあえず、進むか」

 辺りからは未だ、白蟻をほふる魔物達の音と気配が続いているが、俺達は先を急ぐ事にした。

 ※ ※ ※

 行程の三分の一も進んだだろうか、とっぷりと日が暮れ、俺達は樹海の中で、野営をする事にしていた。強力な結界と、意識を外らせる術を施して、外敵へ備えはしてある。ただ、アリの群れを過ぎた辺りから、魔物も魔獣も気配がなくなり、正直拍子抜けしていたのも確かだ。

 瞬間転位で街とここを行き来しても良いが、何故か二人から懇願されて、樹海で野営する事になった。真正面から乗り込む気概を持て、とか何とか二人は精神論を宣っていたが、火を起こした辺りから顔がウキウキし出してる。

 夕飯は、フライパンでパンとベーコンを焼き、火に炙ったチーズを乗せるだけ。特に長い旅にもならないこんな時は、これくらいの方が満足出来たりするもんだ。

「……と、出来たぞ。熱いから気をつけてな」

 パァッと二人の顔は明るくなって、皿を嬉しそうに受け取る。

「…………なあ、もしかして精神論とか説いてたけど、野営したかっただけじゃねぇの?」
「「─── ギクッ」」
「声、そろって出てんぞ……」

 そう言えば、南部を出て以来、三人旅はしていなかった。タイロンと赤豹姉妹とも、だいぶ仲良くなったが、やっぱりこの三人だと安心する。

「いや、俺も楽しいしね。大変な時だけど、楽しんじゃいけないって、訳でもないしな」

 そう言えば、俺も少し気を張り過ぎていたのかな? 今、何だか凄く気持ちが落ち着いてる。

「ん、ガーってなると、いいこと、なくなるよ?」

 あれ? もしかして、そう言う事だったの? 二人共、俺の事を心配してく……

「あ゛ち゛ち゛ち゛ち゛ち゛」

 ジト目のまま、パンを齧りとって、チーズをびろーんとやってる。薄い湯気を立てて、チーズの表面が脂でツヤツヤしていた。あー、汚れるけど、気分的に美味い食い方だわ、上あご火傷するけどな。

「……んふぅ〜♪ 野営はこう言う食べ物がい〜んですよねぇ。はふはふ……」

 ああ、二人共、やっぱり深い意味なく、野営したかっただけだなコレは。冷たいままの、チーズとベーコンをカットしたやつを、子猫ベヒーモスは呑気に食べている。そんな絵面のせいか、敵地の野営が妙にほんわかとした雰囲気になっていた。

「それに、なんか三人だけって、久しぶりで。隠さなきゃいけない事とか、気兼ねしなくていいと言うのは、気が楽です……」

 ソフィアの正体とか、俺の育った場所だとか、ティフォの事は一部には話したけど、話しにくい事は多かった。これが結構、疲れるんだよなぁ……。

「早いとこ、俺の出生の事を聞いて、話せる事と話せない事、せめてこれが分かれば良いんだけどな」「そうですね。仲良くなった人に、話せない事があるのは、どーにも後ろめたいですもんね。なんか……苦労かけちゃってますね私」

 ソフィアがしょんぼりしてしまった。

「いいや、その分、俺達は色々深く話せるようになったんだし。その……二人といる方が、俺、落ち着くんだよなぁ……」

 実際、里が超少人数だった上に、世代の壁もあったせいか、俺は『みんなでワイワイ』がちょっと苦手だったりする。と、気がつくと、俺の言葉に反応したのか、二人がニコニコしながらこちらを見ていた。

「……ん? 何だよ」
「「んふふふふ」」
「オニイチャの、そーいう、直球すき……」

 ああ、ストレートだったか。でも、なるべく気持ちは伝えていこうと、ソフィアに告白したあの夜に決めている。……恥ずかしいのは、変わらないが。

 簡単な食事を済ませた後、コーヒーを淹れて、俺達は焚火を囲んで話し込んだ。長い事、アンデッド騒動で慌ただしかったから、敵地の夜だと言うのに、心が軽くなる夜だった。

 ※ ※ ※

「オニイチャ、なにか、くる」

 朝、野営から出発して、一、二時間の事だった。

 樹海に真っ直ぐ続く道の先に、姿は見えないものの、何かが揺らめいている。

「魔力が嫌に高いな……。とうとう、直接送り込んで来たか?」
「敵意は感じません……。でも、魔族の者である事は確かなようですね、契約済っぽいです」

 夜切を抜くでもなく、ただ闘気と魔力だけは、全身に巡らせておく。両隣の女神達からは、殺気をまとう神気が漲っている。
 やがて道の先の陽炎のようなものは、一台の黒塗りの馬車に姿を変えて、物音ひとつ立てずに近づいて来た。馬の蹄も、車輪の踏み締める音もせず、速度と馬の足並みも合っていない。

 ゴーストの類いか?

 そう思っている内に、馬車は俺達の前で停まり、中からひとりの男が姿を現した。執事服に身を包んだ、白髪に口髭を蓄えた、初老の男だった。腰には細身の剣が下げられているが、殺意のようなものは、一切感じられない。男は血の気のない顔に、微笑みを浮かべ、うやうやしく礼をとった。

と、お見受けいたします」

 おっとりと人語を喋った。アンデッドの類ではないようだが、いや、何処か南部州知事と似た雰囲気を持っていた。

「……そうだが、何か用か?」
「失礼いたしました、私はこの樹海を治める魔公将がおひとり、パルスル様の家令。ブラムと申します。我が主人が是非、お会いしたいと。御三方をお迎えに上がりました」

 罠ではないのか? 今までのアンデッドに比べれば、このブラムという男は、別格の存在だと分かる。

「……それが罠だと考え、こちらが貴方のお申し出をお断りしたなら、どうなさるおつもりですか?」

 殺意を隠さないまま、ソフィアはそう尋ねた。ブラムは表情を一切曇らせずに、軽く一礼をとる。

「そうお疑いになられるのも、仕方がない事と、存じております。しかし、パルスル様は、皆様とお話しがしたいとの事です。こちらの迎えをお断りなされた所で、主人様のお考えは、お変わりになられないとも存じております。
『無益な戦いと時間の浪費は罪だ』と言うのが、あのお方の理念で御座いますので」
「……無益な戦いを好まぬなら、何故、北部首都を襲った……?」

 殺気を向けて尋ねてみるも、ブラムは身動ぎひとつせずに、言葉を返した。

「そのお話も込みでの、主人様のご招待に御座います」

 そう言って、再び礼をとる。

…………オニイチャ、馬車にしかけは、ない…………

 ティフォが念話でそう囁いた。どうせ、このまま乗り込むのだから、早いか遅いかの違いだけだ。それに罠を仕掛けるのなら、いつだって出来たはずだ。これが罠だとしても、首都を陥落させた智謀にしては、詰めが甘過ぎる。
 ここは真正面から、立ちはだかってやろうじゃないか。

「分かった。その誘いに乗るとしよう」

 ブラムが礼をとると、いつの間か馬車の向きは、俺達の向かっていた先へと変わっていた。促されるまま、馬車に乗り込むと、僅かな揺れが最初に起きただけで、景色は足早に無音で過ぎ去って行った。 
 女神達の神気は、依然高いままだったが、殺気は抑えられている。

 チラリと小窓から、ブラムと馬の様子を伺って見ても、ブラムはただ座っているだけ、馬は相変わらず並足の動作を繰り返しているだけだ。
 しかし、馬車の速度は、飛翔魔術並みの速さで樹海を突き進んでいた。

 そうして、さほど時間も経っていないというのに、ただの溶岩の巨大な岩の前で、馬車は停まった。するりとブラムが馬車を降り、俺達を降りるように促す。

「到着いたしました。お加減はいかがでしょうか? 旅のお疲れもございましょう。まずはご休憩になさいますか?」
「いや、いい。このまま案内してくれ」
「畏まりました。暗い場所もございます、お足元にはご注意ください」

 ブラムはそう言って歩き出し、岩山の一部に手を触れた。琴のような澄んだ音が微かにして、緑色の光を放ち、大きく堅牢そうな木製の扉が姿を現わす。

 ギ、キイイィィ…………

 それまで馬車の無音に慣れていたせいか、扉の開く軋みが嫌に耳についた。中は薄暗く、点々と蝋燭の火が照らす、螺旋状の廊下が、地下へと続いているのが見える。

「それでは、ご案内いたします。パルスル様は、この最下の研究室にて、お待ちしております。少しばかり歩きますが、ご容赦を」

 そう言って彼は先に、ゆっくりと進んでいった。
 螺旋の廊下は、その壁側に延々と本棚が続き、合間には標本や実験器具などが、所狭しと納められている。時折、ギョッとするような剥製なんかもあったが、ブラムは尋ねずとも、簡単な説明をしては先へと先導して行った。その内、話す事も無くなり、無言のまましばらく下り続けて行くと、最下層の大きな空間に辿り着いた。

 そこは昼のように明るく、いくつもの魔道具が天井から白い光を放ち、影のない世界が広がっている。

 磨かれた暗い灰色の石床は、水を撒いたような光沢を放っていて、鉄靴を踏み締める度に、高い音が空間に反響する。
 と、奥の方で物書きをしていた人影が、こちらに気がついて立ち上がった。

「やあ、ようこそおいで下さいました」

 その風貌を見て、一瞬どきりとした。縮れた黒髪が片目を覆い隠し、もう片方の優しげな瞳は真紅。頭の左右には紫水晶のような澄んだ角が、くるりと小さく生えている。身長は同じ位だろうか、その身と細く長い手足を、清潔そうな綿の作業服らしきもので包んでいた。
 ……何処か俺に似ているような、何処かで見た事があるような、何とも言えない印象を受ける。

「私は魔公将パルスルと申します。ここで長い事、個人的な研究を続けている、魔族のひとりです。ずっと貴方をお待ちしておりました……」

 柔らかな声、流暢りゅうちょうな話口調。その優しげな雰囲気の男は、微笑みを浮かべて俺を見つめると、少しだけ声のトーンを落として呟いた。

「─── 、アルフォンス・ゴールマイン殿」

\ ▼どちらかをクリックで応援お願いします!▼ /

このまま読む

同章の他話

関連資料リンク

コメントをどうぞ

コメントは承認制です。当方で承認されるまでは記事内に掲載されません。

過剰な煽り・加害性等が認められる場合や著しい事実誤認等が含まれている場合は承認しません。

承認後でも、問題があると判断した場合はこちらの判断により削除する可能性がございます。

※メールアドレスが公開されることはありません。